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輸入住宅には網戸がないのは本当?

輸入住宅は住宅そのものを取り寄せるわけではなく、海外から資材を輸入してその国の建築思想に基づいて日本国内で住宅を建てていきます。

なので理想とする空間に近づけることができ、実際に多くの人々を満足させています。

ただ、網戸がないのではないかと気にしている人もいるでしょう。

ここではその実態について述べていきます。

 

輸入先の気候によってアル・ナシが分かれる

「輸入住宅に網戸があるのかないのか」と訊ねられたら、実はあるともいえますし、ないともいえます。なぜ曖昧な回答になってしまうのかというと、そもそも輸入住宅は世界各国の住宅を示しており、その国の風土に大きくかかわっているからです。

ご存知のとおり、網戸は風通しを良くしつつも蚊や蠅といった羽虫が屋内に入らないようにするものです。そのため、蚊や蠅の多い地帯、気候帯でいえ熱帯から温帯の国々で利用されています。日本も亜熱帯から温帯に属しているため、網戸のある住宅が一般的なのです。

一方、亜寒帯から寒帯にかけては蠅や蚊の数が大幅に減るため設置する必要がなくなり、当然その地域の住宅にも設置されてないケースがほとんどとなります。つまり、ざっくりといえば温帯から熱帯にかけての地域の輸入住宅にはあり、亜寒帯から寒帯の地域にはないということです。

北欧やカナダ・アラスカの住宅にはほぼないといって良いでしょう。日本では設置されてないと蚊や蠅が簡単に入ってきて不便となるため、日本で建築されるときに設置するケースがほとんどです。

そして、仮に設置されていたとしても、その国や地域、年代によってもその形式が異なっています。日本の場合は、窓の外に設置されていることが多いですが、海外によっては窓の内側に設置されていることもあります。また、窓自体が日本の住宅と異なっているため、それに合わせて形式も異なっていることがあるのです。

 

日本の規格に合わないケースが多数

輸入住宅に網戸がなければ、新たに設置すればきちんと使えるようになるため、基本的には心配する必要はありません。しかし、日本と海外では規格そのものが違っているケースがほとんどです。

日本の住宅ではほぼ左右にスライドする窓が採用されていますが、海外では上下にスライドする窓、前後に開閉する窓といろいろあります。また左右にスライドする窓だからといって、日本で一般的に使われている窓の大きさと合うかというとそれも別問題です。

そのため、新たに網戸を設置しようとするならば、業者が一から注文した住宅に合致するように作ってもらう必要があります。ただ注意してもらいたいのが、元々網戸がないことが前提で設計された住宅であるため、当然ですが設置するためのレールやサッシもありません。そこから設置していくこととなりますが、窓の奥行などの関係で設置できないケースも少なくありません。

もちろん、全ての窓に設置する必要がなく購入者の好みによるところも大きいため、輸入住宅を選ぶときはその辺も気を配りながら決めていくようにするべきです。しかし、その判断は素人ではなかなか難しいのも事実であり、なるべく建築士と同伴して、その意見を聞きながら判断したほうが無難でしょう。

 

日本の風土に合うか否かの判断ポイント

そして、網戸のない輸入住宅ということは、日本の風土と全く異なるところから取り寄せたともいえるでしょう。日本に当たり前にある機能がないケースもあるため、新たに取り付ける必要がでてきます。

例えば、日本は湿気が多いため住宅にシロアリが巣食いやすい風土となっています。一方、蠅や蚊の少ない地域は湿度が低いため、そこから取り寄せた住宅には阻止するような設備が整われていません。そのため、日本の住宅は床下の風通しを良くして湿気が篭らないようにして、シロアリ防止にしていますが、輸入住宅ではそれがないケースがあるわけです。

その多くは網戸のない輸入住宅であり、日本の風土にあっているかどうかの判断ポイントの一つとすることができます。ちなみに、風通しが悪いときは、新たに通風孔を設けたり、ファンを取り付けて空気を循環させるようにすることでシロアリ防止にすることができます。

 

輸入住宅の網戸がアル・ナシは、その住宅が由来する地域や年代によって左右されることが多いです。基本的には、暖かい地域にはアリ、寒い地域にはナシという傾向になっています。そして、仮にあったとしても日本の規格と合わないケースがあり、網戸がない場合と同様に特別に作ったり取り寄せたりする必要があるので注意が必要でしょう。

またそれがない住宅は、日本の風土と大きく異なるところから輸入された可能性が高い判断基準とすることができるのです。日本の住宅に当たり前にあるような設備がないことも想定されるため、より一層の考慮をしてからその住宅を購入するか否かを決めるほうが良いでしょう。

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